嘘日記
by stickleback15
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調査に来て風邪ひいた
道東で風邪引いてます。まだどうなるかわかりませんが、来年度は実家に戻ることになりそうです。家族との話し合いの結果、地元民間コネ就職、という、なんか今まで考えてきたのとはすっかり違う方向に足を踏み出すことになりそうです。今まで好きにさせてもらったのでこれ以上わがまま言う気もありませんが、ひとつ残念なのは、北海道に住めないことかなあ。
こういうことはあきらめずに頑張り続ければどうにかなるものかもしれないしそうでないかもしれないんだけど、わたしのなかでちょっと「あきらめずに頑張り続ける」ってのがなんだかわかんなくなってしまっていたので、ま、潮時かもしれません。
貧乏が嫌だとか将来が見えないとか、そんなの全然平気だし、そういうのではまったくないんだけど、なんだかね。
こういうことはあきらめずに頑張り続ければどうにかなるものかもしれないしそうでないかもしれないんだけど、わたしのなかでちょっと「あきらめずに頑張り続ける」ってのがなんだかわかんなくなってしまっていたので、ま、潮時かもしれません。
貧乏が嫌だとか将来が見えないとか、そんなの全然平気だし、そういうのではまったくないんだけど、なんだかね。
ままならぬ。が。
先日、もう何年も連絡を取らなかった友人から電話が来た。自分自身が隘路にはまり込んでしまっていた時に、彼女には大変理不尽な怒りのぶつけ方をしてしまい、当時、謝罪の言葉と共に「また許してくれる時があったら連絡をください」と(気持ち悪いことを)伝え、こちらからは連絡せぬようにしていた。許してもらえた、なんて調子にのるつもりはないけれど、これは嬉しかった。正直に「ありがとう」と、10回くらいは言った気がする。散々っぱら世間話やら近況報告をし、年賀状の出しっこを約束して電話を切った後、「あのときはごめんなさい」と「ありがとう」ばかりで相手は閉口しただろうな、と、少し照れくさい気分になってしまった。
今夏、もう10年くらいちゃんと連絡を取らなかった友人が連絡をくれた。それ以降、たまに連絡を取り合っている。これまでも、ちょっとした用事でちょこちょこと連絡をすることはあったのだけれど、ちゃんとたくさん話をして、お互いにやりとりするのは本当に10年ぶりだった。彼女にも実は、ちょうど10年ほど前、自分が苦しい時に、それはそれはたいそう理不尽な仕打ちをしてしまった。当時吐かれた厳しい非難の言葉は今でもきっちり覚えていて、多分一生忘れてはいけない反省としてこれからも持ち続ける予定だけれど、またこんな風に連絡を取り合える仲に戻れたことが、純粋に嬉しい。鳥の話をしたり、サッカーの話を聞いたり(サッカーのことは相変わらずちっともわからん)。
取り返しの付かないことは多々あって、どうにも苦々しい、自己嫌悪の固まりにならざるを得ない思い出というのがあっちこっちに染みこんでしまっている。でも、そういうものの上に、新しい、ちょっと救いになるような記憶が上書きされていく。しかも他者のお陰で。なんともありがたいと思う。と、同時に、こんなことは繰り返してはならぬ、と、強く思う。思ったからどうにかなるような物ではないのかもしれないけれど、とにかく、思う。
いま、とにかく日常がままならない。学振落ちたとか恋人ができないとか就職が決まらないとか、そんなことは全部すっ飛ばして関係なく、とにかくままならない(全部事実ですけど、そんな事柄どもは正直どうでもよい)。ままならない気分に任せて、昔のような失敗をすることだけは避けよう。友人たちからの救いの手が、ままならない今のわたしの、前かがみになりがちな背中を(心のなかで)すっと伸ばしてくれる(気がする)。
研究室の窓から空を見たとき、学校に通う途中、アルバイトに向かう途中、青い空をハヤブサがすっと飛んでいく。夕闇の中、ねぐらに集うムクドリたちのやかましい声が聞こえる。一年の全てが好きで優劣なんてつけにくいんだけど、もうすぐ冬が来る。湿りっけのない粉雪が夜の間ずっと降り続く、そんな季節がやっと来る。待ち遠しい。
というようなことでも言っておかぬとなんだかへたってしまいそうなので、とりあえず日記を書いておいた。

オニイグチ。食べた。
今夏、もう10年くらいちゃんと連絡を取らなかった友人が連絡をくれた。それ以降、たまに連絡を取り合っている。これまでも、ちょっとした用事でちょこちょこと連絡をすることはあったのだけれど、ちゃんとたくさん話をして、お互いにやりとりするのは本当に10年ぶりだった。彼女にも実は、ちょうど10年ほど前、自分が苦しい時に、それはそれはたいそう理不尽な仕打ちをしてしまった。当時吐かれた厳しい非難の言葉は今でもきっちり覚えていて、多分一生忘れてはいけない反省としてこれからも持ち続ける予定だけれど、またこんな風に連絡を取り合える仲に戻れたことが、純粋に嬉しい。鳥の話をしたり、サッカーの話を聞いたり(サッカーのことは相変わらずちっともわからん)。
取り返しの付かないことは多々あって、どうにも苦々しい、自己嫌悪の固まりにならざるを得ない思い出というのがあっちこっちに染みこんでしまっている。でも、そういうものの上に、新しい、ちょっと救いになるような記憶が上書きされていく。しかも他者のお陰で。なんともありがたいと思う。と、同時に、こんなことは繰り返してはならぬ、と、強く思う。思ったからどうにかなるような物ではないのかもしれないけれど、とにかく、思う。
いま、とにかく日常がままならない。学振落ちたとか恋人ができないとか就職が決まらないとか、そんなことは全部すっ飛ばして関係なく、とにかくままならない(全部事実ですけど、そんな事柄どもは正直どうでもよい)。ままならない気分に任せて、昔のような失敗をすることだけは避けよう。友人たちからの救いの手が、ままならない今のわたしの、前かがみになりがちな背中を(心のなかで)すっと伸ばしてくれる(気がする)。
研究室の窓から空を見たとき、学校に通う途中、アルバイトに向かう途中、青い空をハヤブサがすっと飛んでいく。夕闇の中、ねぐらに集うムクドリたちのやかましい声が聞こえる。一年の全てが好きで優劣なんてつけにくいんだけど、もうすぐ冬が来る。湿りっけのない粉雪が夜の間ずっと降り続く、そんな季節がやっと来る。待ち遠しい。
というようなことでも言っておかぬとなんだかへたってしまいそうなので、とりあえず日記を書いておいた。

オニイグチ。食べた。
ままならぬ
ああままならぬままならぬ。いきてます。とりあえず。

アオガシラズキンタケ?

アオガシラズキンタケ?
なおざりな日々

ヘラタケ(多分)
名は体を表す。以上でも以下でもなく。

タマゴタケ
見てよし、食べてよし。こういうなんでもできちゃうのって、人間にもいるよね、と、いつも軽い嫉妬を覚えながら、それでも見つけるとどうしようもなくときめいてしまう。わたしにとっては高岡早紀や大塚寧々みたいなきのこ。完敗。

ベニテングタケ
毒。

スギタケモドキ
人によっては中毒するんだっけ?

サンコタケ
三鈷、というのは密教の宝具らしい。 なるほど。この形態の珍妙さがきのこの魔力的ともいえる魅力のひとつだと思う。と、すっかり搦め捕られてしまった人間は自分で思うわけです。

ニカワジョウゴタケ
食えるらしい。小さなきのこなので未食だけれど。毎年同じ場所に出る。

食った。これまた毎年同じ場所に出るなあ。

コウタケ
干した。先日、函館に来てから二つ目のシロを発見してしまった。舞茸ならずも、同行した友人と興奮のあまり小躍りしてしまった。森の中で上気しながら語り合うオーバー30のおっさん二人。大学に入って、研究活動を含めこれといったことを何一つした記憶がないのだけれど、やっと結果らしい結果を出せた気がする。コウタケのシロを2つも持ってる、てのはちょっとだけなら自慢して良いんじゃないかなあ。まー、博士課程まで進んでおいてそれしかない人間というのは、とても残念な人間だと思う。われながら。
そんなわけで2011年8月以降に出会った菌たちをちょこちょこと。日々のくらしは相変わらずだめだめな感じ。
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